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2012年10月13日土曜日

佐倉市入札制度にリバースオークションの導入を調査・研究。





リバースオークション…競り下げ方式の入札方法。買い手が欲しい商品の条件、希望額を提示し、
最も安い額を提示した売り手と取り引きをする方法。

 リバースオークションは、入札者が他の入札参加者の価格を確認しながら、一定の時間内に何回
でも価格提案を繰り返すことができる「競り下げ入札」の手法であり、その経過等をインターネット上
に公開することで、入札が可視化され、透明性が確保されると同時に、民間業者同士の競争を促し、
いわゆる官民価格差の是正を図ることができます。
 私もサラリーマン時代、ディスカウント形態の企業では、一度、商談したのち、後で安い価格が出る
と、再度、価格の交渉があったり、注文がキャンセルになったりギリギリの商談をしていました。
 民間企業においては、10年以上前からセブンイレブンやソフトバンク等がリバースオークションを
活用しており、物品購入だけでなく、警備・清掃などの役務や、建設工事に至るまでを入札対象
として価格の見直しを図り、不況下にあっても利益を創出し、高成長を遂げております。
 公共機関では、平成17年にUR都市機構がリバースオークションを始めて以降、郵便事業、
国立大学等にも導入が拡大しており、郵便事業では、本格導入した平成22年に458件、295億円
の支出対象から10億円を越える金額を削減し、今年度も対象範囲を拡大し、更なる削減を目指
しております。
 佐倉市の入札制度も厳しい財政の中、入札金額も業者に厳しい条件を提示していますが、
まだまだ、財政面で見直しでリバースオークションの導入を提案できるか?調査していきます。

以上 佐倉市財政を調査・研究している 佐倉市議会議員 高木大輔 のレポートでした。



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